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K.2 文書作成に関するソフトウェア

K.2.1 自作のソフトウェア

K.2.1.0.1 描画:

データのプロットではなく, 絵あるいは図を描くためのプログラムがQfig.exeで,Visual BASIC v.4で作られている。いわゆるdraw系である。図- K.4。Windows7でもどうにか稼動する。 当然!であるが,出力はLATEX用のものに限定されている。 ただ正確な図を描くには,DOS窓用(WindowsXP以前)の方が便利。

図 K.4: Qfig
\includegraphics[clip]{softqfig.ps}

K.2.1.0.2 図化:

図 K.5: Ngraph
\includegraphics[clip]{softngr.ps}

データを正確にグラフにするための プログラムは各種あるが,第1著者は石坂氏のNgraph v.5.45, 5.46を 長年利用し続けてきた。別途Windows版もあるが,マウスよりも キーボード操作が好きな人は,この版が適する。図- K.5。 このプログラムの出力をLATEX用に変換するドライバが 自作のGra2eepic.exeである。MicrosoftのQuick BASICで 作成してあるが,Windows7でも稼動する。Windows版のNgraphに 対応したものは斉木先生が開発し,インターネットで配布されている。 なお,`-interactive'で実行した場合,WindowsXPでは 文字が画面に表示されない場合があるが,推測して入力して欲しい。 またWindows7の場合のDOS窓がUSモードなので, 例えば`c:graphabc.tex'と入力したい場合には`c+]graph]abc.tex'のキーを押す。 また,等高線と透視図を描く外部プログラムに,LePont.exeが ある。図-8.11のような図を作成できる。図- K.6

図 K.6: Gra2eepic

K.2.1.0.3 外字作成:

LATEXの スタイルファイル`xbmkanji.sty'を利用して外字を 表示するときの,字そのもの(例えば「 $\mbox{\xbmkanji{fukumoto.xbm}}$」)を 作成するプログラムがXbmgaiji.exeで,Visual BASIC v.4で作成してある。図-K.7

図 K.7: XbmGaiji
\includegraphics[clip]{softxbmg.ps}

K.2.1.0.4 参考文献管理:

RefMnt.exeが,やはりLATEX用の 文献データを管理・出力するためのプログラムで,Visual BASIC v.4で 作成してある。著者やタイトルのキーワードで検索できる。 どのキャビネットに保管したか忘れそうだという人には 便利かもしれない。図-K.8

図 K.8: RefMnt
\includegraphics[clip]{softrefm.ps}

K.2.2 自作ではないソフトウェア

K.2.2.0.1 フローチャート作成:

flow.exeがLATEX用に フローチャートを作成するプログラム。Cで書かれていて, 例えばCygwin等で使える開発ツールでコンパイルして利用できる。図- 5.27のようなチャートを作ることができるが, 命令は簡単なテキストデータとして与えるようになっている。


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Iwakuma Tetsuo
Mon, 18 Feb 2013 12:50:55 +0900 : Stardate [-28]8120.80