岩熊哲夫


職名学位 :
教授 Ph.D.
専門分野 :
構造力学 材料力学
卒業 :
東京大学 [1976(昭和51)]
修了 :
米国ノースウェスタン大学大学院博士課程 [1983(昭和58)]
Email :
image-of-email-address
研究内容 :
構造の有限変位解析
構造材料・複合材料の構成則や平均挙動
橋梁等の景観に関する研究
「子育て」で訪れた人は出版の欄[*]をどうぞ。
所属学会 :
土木学会

point4.gif 個人的に収集したソフト,ネットワークでの簡単なルールブック, 土木学会関係のスタイルファイルや文書,ピンボケ色あせ写真(橋梁や アメリカ,宇宙?)については 別に用意した個人的なページ へどうぞ。

略歴等はこのページの下の方[*]にまとめてあります。 誰も必要ではないでしょうが,このページの pdf 版もあります。

論文リスト

  1. S. C. Lin, C. C. Yang, T. Mura and T. Iwakuma, Average elastic-plastic behavior of composite materials, Int. J. Solids Structures, Vol.29, pp.1859-1872, 1992.
  2. T. Iwakuma, Timoshenko beam theory with extension effect and its stiffness equation for finite rotation, Computers & Structures, Vol.34, pp.239-250, 1990.
  3. T. Iwakuma and S. Nemat-Nasser, Finite elastic-plastic deformation of polycrystalline metals, Proc. R. Soc. London, Vol.A394, pp.87-119, 1984.

出版等

  1. ジョン・ブロックマン編,ふなとよし子訳, キュリアス・マインド--ぼくらが科学者になったわけ--, 幻冬舎,2008. 出版企画と翻訳補助をし,事実上共訳者であると ふなとさんに認知していただいた出版物.
    私には子どももいませんが・・・
    子育てに困ったら,立ち読みしてみてください。27人の科学者の 育った環境は全部違います。 本にも書きましたが,大事なのは「びっくりすること」「感動すること」でしょう。 だからといって,マスコミが大安売りしている「感動=興奮」ではなく, 「なぜか分からないけどびっくり」 「なんだこれはぁ?」「なんだかゾクゾク」という体験です。 そういう場に接する機会をたくさん作ってあげることがいいのかもしれません。 何でもすぐに理解できるはずがありません。 一生分からないことはたくさんあって当然です。 というようなことが書いてあると思ってください。 子育てをしたこともないのに,偉そうなことを書いてしまいました。
    アマゾンコムの書評に批判を書いていただきました。ありがとうございます。
    つまらない総括まがいをコラムに書いた者としてお詫びいたします。 ただ, この本を「子供(〜ティーンエイジ)時代の体験をきっかけに読み解く本なのに」と 思った方は不幸だと感じました。 全編読んでみてもそういった内容ではないですし, そういった内容にすることに失敗した良書なのだと思います。 したがって,その良書に「くだらない総括まがい」を書いてしまった僕は 反省すべきなのでしょう。反省・・・
  2. Mechanics of Granular Materials An Introduction, (分担執筆:2.4節, pp.118-125), (ed.) M. Oda and K. Iwashita, A.A.Balkema, 1999.
  3. 岩熊哲夫,小山茂,鬆徒労苦衷有迷禍荷苦痛 (Structural Mechanics) [旧:数値利器楽の構造利器が苦ぅーっ],随時改訂中, ネットワーク文書.
  4. 岩熊哲夫,古川徹生,LATEXのマクロやスタイルファイルの利用--補遺, ネットワーク文書, Ver. 2.15-suppl.a, 1/9, 1997.
  5. 土木学会構造工学委員会,構造工学における計算力学の基礎と応用, (それぞれ2名の分担執筆:2.3節, pp.16-24,3.2節, pp.58-84), 1996.
  6. 岩熊哲夫,古川徹生,スタイルファイル活用法, UNIX MAGAZINE連載 No.1 - 14,アスキー,Vol.9(3) - 11(4), 1994-1996.
  7. T. Iwakuma and T. Furukawa, A guide to use macros and style files in LATEX, Minutes and Appendices, Nederlandstalige TEX Gebruikersgroep, No.13, pp.73-110, 1994.
  8. 岩熊哲夫,古川徹生,LATEXのマクロやスタイルファイルの利用, ネットワーク文書, Ver. 2.15, 4/10, 1994.

Softwares

  1. pframe.f: 有限変位の 平面骨組有限要素解析プログラム
  2. Truss-p (Windows7): 会話形式で設定できる, 平面トラス有限要素解析プログラム
  3. Cbeam (Windows7): 会話形式で設定できる,直線状の任意の 連続梁有限要素解析プログラム
  4. Qfig (Windows7): NgraphおよびLATEX, PS のための 描画ソフト
  5. Gra2eepic (Windows7 and DOS-prompt): Ngraph出力をLATEX eepic.sty用 ファイルに 変換するソフト
  6. XbmGaiji (Windows7): xbmkanji.styを用いて外字を 利用する場合の外字データ 作成ソフト
  7. Vibration (Windows7): 1 自由度系に正弦波状の外力が作用したときの 履歴を計算する振動解析ソフト


略歴

昭和
  
51(1976).3
東京大学工学部土木工学科卒業
51(1976).4
東京大学大学院工学系研究科土木工学専門課程修士課程入学
53(1978).3
同上 修了
53(1978).4
同上 第一種博士課程進学
53(1978).9
同上 休学(昭和56.8退学)
53(1978).9
米国ノースウェスタン大学大学院工学研究科(土木工学専攻) 博士課程入学
58(1983).5
東北大学講師工学部に採用
58(1983).6
米国ノースウェスタン大学大学院工学研究科(土木工学専攻) 博士課程 修了
60(1985).8
東北大学助教授工学部に昇任

平成
  
5(1993).12
東北大学教授工学部に昇任
9(1997).4
東北大学大学院教授工学研究科に配置換

海外研修・共同研究

1989(平成元)年
ノースウェスタン大学工学部土木工学科研究員 (米国: 7/16-8/21)

会議主催等

1996(平成8)年
Int. Symp. on Deformation Characteristics and Modeling of Materials, in honor of Prof. Sia Nemat-Nasser's 60th Anniversary, 岸野教授との協同開催(仙台: 8/21-23): 概要集 (pdf)

研究資金

科研費
   
1984(昭和59)年度奨励研究:
降伏・塑性硬化およびせん断変形の影響の 大きい柱の耐荷力評価に関する研究,1,000千円
1985(昭和60)年度奨励研究:
せん断を考慮した構成則に従う平面骨組の 有限変位挙動に関する研究,800千円
1993(平成5), 6年度一般研究 (C):
微視的アプローチによる土木材料の 終局力学特性の解析,800 + 900千円
1995(平成7)年度一般研究 (C):
任意形状の微視構造を有する 構造材料力学挙動の新しい数値解析,1,900千円
1998(平成10), 11年度基盤研究 (C)(2):
微視すべりを組み込んだ 弾塑性体による進行性破壊と変形局所化解析,1,400 + 1,200千円
2000(平成12), 13, 14年度基盤研究 (C)(2):
座屈を伴って繰り返し大変形を 受ける鋼板の構成則と地震時耐力,1,400 + 1,100 + 900千円: 報告書 (pdf)
2003(平成15), 16, 17年度基盤研究 (C)(2):
複合材料の半解析的な有限要素の開発,1,300 + 1,200 + 1,100千円: 報告書 (pdf)
2009(平成21), 22, 23年度基盤研究 (C):
ハイブリッドFRPの材料と構造の設計ツールの開発,1,600 + 1,200 + 800千円 報告書 (pdf)
2012(平成24), 25, 26年度基盤研究 (C):
変形局所化発生条件から見た各種応力速度の適性,400 + 2,400 + 1,400千円


受託研究費
   
1991(平成3), 4年度:
炭素繊維の圧縮強度理論計算,1,300千円, 三菱化成株式会社


委任経理金・奨学寄付金
   
1994(平成6)年度:
工学研究のため,320千円,(社)土木学会
1994(平成6)年度:
アーチや曲がり梁等の横倒れ座屈公式の再検討,300千円, 住友金属工業(株)
1998(平成10)年度:
土木鋼構造研究,500千円,鋼材倶楽部(東大藤野委員会)
1999(平成11)年度:
土木鋼構造研究,500千円,鋼材倶楽部(東大藤野委員会)
2003(平成15)年度〜17年度:
鋼構造の研究,400千円,JFEエンジニアリング(株)


各種助成金
   
1995(平成7)年度:
土木学会学術交流基金 (日本招聘[*])助成金, 150千円,(社)土木学会
1996(平成8)年度:
仙台市国際学術都市推進補助金, 国際会議[*]助成,300千円,仙台市



Iwakuma Tetsuo
Fri, 15 May 2015 08:58:59 +0900 : Stardate [-27]2199.99