相反定理から は点 A のたわみの影響線でもある.したがって 左図の系で点 A に上向きに X の集中力が作用した時のその点の たわみは であり,左図の系に右図と同じ分布荷重だけ が載った時の点 A のたわみは,影響線を用いて
となる.右の系の支点反力を X と考えれば,点 A は変位しないから 上のふたつのたわみの重ね合わせは零になるはずであるから