たわみの影響線が相反定理から容易に求まることと,重ね合わせの 原理を理解する.
次の図の左のように N 径間 (N>3) 連続梁のある区間 B--C に着目する. 図のように座標 x を定義する. 左の支点から a 離れた点 A に集中荷重 P が作用した時の たわみ が求まっているものとする.
同じ梁で,右図のように点 A より右方の x=b から x=c までの 区間に任意の分布荷重 を載せようとした.しかし, このたわみが思ったより大きくなりそうだったので, 右図にも示したようにその点 A に新たに支承を設置することにした. このときの点 A に設置した支点が受け持つ反力を 求めよ.ただし,分布荷重は支点 C より左方のみに 位置するものとする.