秋葉 翔太 (Shota AKIBA)
橋梁ジョイント部分は，伸縮装置の破損や雨水流入によって主桁の劣化等を引き起こす弱点の一つであり，ノージョイント化が望ましいと考えられる．本研究では，延長床版をノージョイント化する際にコンクリート床版に生じる応力集中の発生箇所や大きさを，接触問題として有限要素解析してその緩和策を検討する．床版端部の応力集中部分の構造詳細や材料および延長床版部の鉄筋量や底版のゴム量等を変更することによって応力集中の改善度を定量的に評価し，その結果に基づきより現実的な床版厚のノージョイントモデルを提案する．
Key Words : Non-Jointification，Extend Floor Slab，FEM analysis
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