山賀 陽子 (Yoko YAMAGA)
水平地盤や斜面における地盤の支持力についてはさまざまな実験や数値解析が行われている．土構造の場合，降伏の状態が挙動に及ぼす影響は大きく，特に斜面のような場合には複雑な挙動が発生する．ここでは局所変形からその後のすべりの発生までの一連の発達パターンを，そういった斜面の存在と自重に関連させて検討する．用いる材料モデルは，非共軸な塑性メカニズムを含んだものである．得られた結果は，斜面における押し込み問題を扱った模型問題の結果と比較し考察する．
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