岩熊哲夫
2009年12月20日
これを開発している人は指し棒の機能が
わかっているのだろうか。どうして「点」あるいは「○」なのだろう。
私は後藤さん(良いプレゼン 悪いプレゼン)と同様,使いたくない。
指し棒は先端のみならず,そこにつながる棒の存在が視線の誘導をしている。
その棒の部分が無いのであるから機能としては指し棒に劣るわけだ。
また注意を引くには点対称ではない方がいいと思うので,
楕円の映像を投射するポインタはやや優れているとは感じている。
もっと視線を誘導するような大きさのもので点対称ではない映像を
投射するというアイデアは無いのだろうか。
例えば,スクリーン上のサイズで約 25 mm の長さで
太さが 1 mm 程度以上(いやもっと大きい方がいいかな?)の
水平の直線あるいは波線が表示できれば,
そっちの方が優れていると予想しているが
どうだろう。
あるいは!いいことを思いついた。 スクリーンとポインタを同じ会社で開発する。 特殊なポインタとスクリーンであって,ポインタでスクリーン上をスキャンすると, そのなぞったところに黒い線(黒でなくてもいいが太い線)が付く。 ページを換えるときには,ポインタに付いたあるスィッチを押すと,スクリーン上の黒線は一旦消える。 ってのはどうだろう。誰か,僕の特許ということで開発してくれませんかぁ。
あ,実はもうそういう商品はありました。 小さいプロジェクタと特殊な指し棒のセットです。 スクリーン上で指し棒を動かすと,その軌跡が線として画面に残るようです。
さらに,マウスで描くものもあり,これは結構高価な装置です。 プロジェクタとPCの間に置いておく仕様になっています。 東北大学のマルチメディア棟で使えます。 ちょっと面白いです。