紙で橋梁模型を作ってみよう(ペーパークラフト)
地域システム工学研究室の山田真幸先生が,オリジナルの型紙をデザインしました。
できあがり見本の写真を見ながら「トラス橋」や「けた橋」を作ってみましょう。
どちらも仙台市内の橋をモチーフにし,
トラスは赤石橋を,けたは牛越橋をイメージしてあります。
トラスには橋銘板の見本を部品に入れてありますが,
自分の苗字など,好きな名前の橋にしましょう。
色も自由に塗ってみてください。
自然の中で,どのような色がいちばんいいか,考えるのも楽しいかもしれません。
型紙には,トラス橋の型紙と
けた橋の型紙があります。
実線は切り,破線を折ります。黒い部分は取り去ります。
普通の糊よりも,グルーガンを使った方が簡単に作れます。
ただし,ストローが溶けないように注意しましょう。
多くのペーパークラフトとは異なり,ある程度の荷重を支えることができます。
鉄道模型のジオラマで,橋を廉く設置したい場合に便利かもしれません。
ただし,本当に支えられるかどうかは,
載せるものが落ちて壊れない場所であらかじめ確かめてください。
オープンキャンパスで実験をしたところ,
橋の中央におもりをぶら下げた場合,トラスで 3 kg 程度,
けたで 1.7 kg 程度は載ったそうです。
トラス橋
けた橋
部品を見易いように,次の写真では上下逆さに置かれていますので,
実際に設置する場合には十分注意してください。
キーワード:橋梁模型,橋の模型,ペーパークラフト
IWAKUMA Tetsuo
2008/7/31